蘇州大学の交流研修訪問団に研究デモを行いました

(2024.01.17)
葛 超:VRを用いた視野検査
鞠 怡軒:深層学習を用いた顔編集
宋 子偉:深層学習を用いた異常タマネギ検出
石川 直彦:知覚サイズを反映するための画像編集
田村 駿:ARと深層学習を用いたブドウ摘粒支援
YU Jun Wei:色覚障害補償のための色コミュニケーション支援

「2D画像からの3Dブドウ房モデルの再構築」に関する論文が、Computers and Electronics in Agricultureに掲載されました。

本研究室の論文「3D Grape Bunch Model Reconstruction from 2D Images (2D画像からの3Dブドウ房モデルの再構築)」が、スマート農業分野のトップ論文誌の一つであるComputers and Electronics in Agricultureに掲載されました。

この論文は、Yan San Woo、Zhuguang Li、Shun Tamura、Prawit Buayai、Hiromitsu Nishizaki、Koji Makino、Latifah Munirah Kamarudin、Xiaoyang Maoによって執筆されました。

この研究では、実際のブドウ畑で撮影された2D画像を使用して、ブドウ房の3Dモデルを再構築する技術が紹介されています。ブドウ房の正確な3Dモデルを提供することで、ブドウの粒数推定と識別を自動化し、摘粒の効率を向上させます。

フルペーパーはこちらからアクセスできます。

「スマートフォンによるブドウ粒数推定」に関する論文が、Computers and Electronics in Agriculture (Impact Factor: 8.3)に掲載されました。

本研究チームによるブドウの粒数推定に関する論文「End-to-End Lightweight Berry Number Prediction」が、スマート農業分野のトップ論文誌の一つであるComputers and Electronics in Agricultureに掲載されました。

本研究では、最新の物体検出技術を活用し、ぶどうの摘粒作業において重要な粒数推定をスマートフォンを用いて高速で行うことに成功しました。これにより、GPUサーバーが不要となり、インターネット接続が困難な場所でも利用できるようになりました。

論文のPDFをこちらからダウンロード可能です。

カンボジア王立アカデミーの学生交流団が本研究室を訪問

9月21日、カンボジア王立アカデミー科学技術研究所の学生グループが本研究室を訪問しました。

この訪問は、JSTさくらサイエンスプログラムの一環として実施され、グループは主にコンピューターサイエンスと食品科学を専門とする大学院生で構成されています。
彼らは、本研究室が進めているスマート農業技術、特にAIとARを用いたブドウ栽培支援技術に大きな関心を示してくれました。実際にHololens2を装着し、ブドウの房の模型を用いて、摘粒作業を体験していただきました。学生たちからは多くの質問を頂き、本研究室のメンバーにとってもよい交流の機会となりました。

リュブリャナ大学代表団が本研究室のブドウ栽培支援システムを体験

9月5日、リュブリャナ大学のロボットチームが本学を訪問し、本研究室が開発したブドウ栽培支援システムを体験して頂きました。

リュブリャナ大学のロボットチームは、Hololen2を装着し、AIとAR技術を活用したブドウ摘粒作業支援システムを体験しました。スロベニアでは醸造用ブドウの栽培が盛んであり、リュブリャナ大学でも農業支援用ロボットの研究と開発が行われています。そのため、教員及び学生さんから多くの質問があり、非常に高い関心を示してくださいました。今回の訪問は、双方にとって素晴らしい交流の機会となりました。

A3I サマープログラムの参加者が本研究室を訪問

8月30日、本学と中国の杭州電子科技大学、韓国の釜慶大学、マレーシアのペルリス大学の4つの大学によるキャンパスアジアプロジェクト「A3I: real problem solving driven asia applied artificial intelligent education program」のサマープログラムに参加している学生さんが本研究室を訪問しました。

本研究室で行われている深層学習を用いたブドウの等級判別システムや、深層学習と拡張現実感を用いたブドウ摘粒支援システムを体験していただきました。質疑応答では、多くの質問があり、高い関心を示してくださいました。A3Iプログラムは国際的な視野をもち、最新のAI技術を活用して実問題を解決できる人材育成を目指しているため、本研究での交流がA3Iプログラムの目的に沿ったよい体験となりました。

「ディープニューラルネットワークと拡張現実技術を用いたブドウの摘粒支援」に関する論文が、Computers and Electronics in Agriculture誌に受理されました。

私たちの論文「Supporting Table Grape Berry Thinning with Deep Neural Network and Augmented Reality Technologies (ディープニューラルネットワークと拡張現実技術を用いたブドウの摘粒支援)」が、Computers and Electronics in Agriculture誌に受理されました。

本論文は2023年8月27日に出版されました。

この研究は、Prawit Buayai氏、Kabin Yok-In氏、Daisuke Inoue氏、Hiromitsu Nishizaki氏、Koji Makino氏、Xiaoyang Mao氏による共同作業です。

私たちの研究の詳細に興味のある方は、このリンクから論文にアクセスできます。

「AiRcupid:人工知能と拡張現実を用いた知的障害者のキュウリ収穫支援」に関する論文が、UNAIワークショップとISMAR-Adjunct 2023に採択されました。

2023年8月10日、本研究室の論文「AiRcupid: Supporting Cucumber Picking for Intellectual Disabilities using Artificial Intelligence and Augmented Reality (AiRcupid: 人工知能と拡張現実を用いた知的障害者のキュウリ収穫支援)」が、名門「3rd Workshop on University Augmented Interaction (UNAI)」と高い評価を受けている「2023 IEEE International Symposium on Mixed and Augmented Reality Adjunct (ISMAR-Adjunct)」で採択されました。

本研究は、Daisuke Inoue、Kaishi Naito、Prawit Buayai、Xiaoyang Maoの共同研究です。

本システム「AiRcupid」は、人工知能(AI)と拡張現実(AR)の技術を活用し、知的障害者の方々のキュウリ収穫を手助けし、彼らの能力と自立性を向上させることを目的としています。

ISMAR2023 conference website

「BerryScope:AR技術を活用したイチゴの収穫の効率化」に関する論文が、IEEE ISMAR-Adjunct 2023に採択されました。

2023年8月8日、本研究室の論文「BerryScope: AR Strawberry Picking Aid (AR技術を活用したイチゴ収穫支援)」が、2023年IEEE International Symposium on Mixed and Augmented Reality Adjunct(ISMAR-Adjunct)に採択されました。

本研究は、Shun Tamura、Prawit Buayai、Xiaoyang Maoの共同研究です。

このシステムは、コンピュータビジョン技術と拡張現実技術を活用して、イチゴ収穫の効率と精度を向上させました。

ISMAR23 Conference URL